以前私は、うつ病と双極性障害を発症し、会社を休職して療養しておりました。
今回はその中から、メンタルの復活に役立った本をご紹介します。
お金のいらない国/長島龍人
こちらの本は、メンタルや考え方にフォーカスを当てたものではありません。私の場合、仕事で売上を追われる立場にプレッシャーを感じたことが一つのきっかけ隣、うつを発症しました。「なぜお金という物をこんなにも追い続けなければならないのか、、、」とお金に対してコンプレックスがあるような日々を過ごしてきました。
そんな自分にとって、少しでもお金にとらわれない世界を知ることができたなら、救いになるのではという思いで読んでみたところ、お金に関する悩みがスーッと軽くなったのを覚えています。
以前、ZOZOTOWNの前澤さんもおすすめしていた本のひとつですので、ぜひ読んで見てください。(前澤さんがなぜ1億円をプレゼント企画をしたのか、この本を読むと少しだけわかった気がします。)
※刷数が少ないのか、なぜかAmazonで見つけにくい傾向にあるようです。
楽天、Hontoなどを活用してみると素早く見つかるかもしれません!
スイッチ!「変われない」を変える方法。
かなり有名な本なので、耳にしたことがある人は多いかもしれません。メンタルがやられてくると、「白黒思考」という極端な思考に陥ってしまうことがよくありました。そんな時に「グレーでもいいじゃないか」と柔軟な思考を作るのにとても役立った本です。
この本では人間誰しもが持っている「感情」と「論理的思考」を「象」と「象使い」に例えてわかりやすく説明しています。
暴走しがちな「象」と時には効きすぎてしまう「象使い」。この二つをうまくコントロールする方法が書かれていますので、ぜひ読んで見てください。
さあ、才能に目覚めよう。/トム・ラス
これもメンタルのトレーニングではありません。弱っている時は、「私なんて全部ダメなんだ、、、」と思ってしまいがちですが、どんな人にでもいいところは必ずあります。自分で自分の強みがわからないのであれば、この本を使って、強みを見つけてみると、自信に繋がると思います。※新品の本を買うと、無料で強み診断を測定できる「ギフトコード」がついてきます。中古で安く売られていますが、このコードがついていない可能性が高いですので、診断を希望される方は新品をオススメいたします。
「やりがいのある仕事」という幻想/森博嗣
SF小説家として有名な森博嗣さんの著書です。特に社会人の最初の頃は、理想の仕事と現実の仕事がうまく切り分けられず、悩むことが多くありました。そんな自分にとって、「仕事」と「やりがい」を分けて考えられるようになったきっかけの本です。
自分の気持ちと仕事でやらなくてはならないことの間で揺れている人にはぜひ読んでいただきたい良書です。
うつぬけ/田中 圭一
うつ・双極性障害を体験した筆者の田中さんが、少しでもうつを「抜けた」経験を世に広めたいと書かれた本です。実際にうつぬけを体験した人に取材を行い、色々な方のうつぬけのパターンが書かれています。漫画風に描いてあるので、少し気乗りがしない時でもサクサクと読むことができるので、とてもおすすめです。実際にうつを抜けるイメージがとてもつかみやすいので、おすすめです。まとめ
以上、私がオススメする「メンタル回復に効く本」でした。療養中の方の中には、「本が読めるほど元気じゃない」という方もいらっしゃると思います。
本を読むことは私にとっては回復の手助けになりましたが、全員に効くとは限りません。
運動や食事療法など、あなたにあった方法を取り入れて、少しでも元気を取り戻していただけたらとても嬉しいです。
今後も、役に立つ情報を発信していきます。
お読みいただき、ありがとうございました。
0 件のコメント :
コメントを投稿